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【私の働き方】27歳、未経験からのコピーライター(前半)

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先日のトークイベントで登壇していただいたゲストの方のお話を、せっかくなのでこの場でご紹介します。
まず、一人目は米村拓哉さん。

「27歳、未経験からのコピーライター」

22歳:熊本学園大学 社会福祉学部卒業。卒業後は地元熊本の大手バス会社に就職し、パーキングエリアの売店で店長業務を行う。

25歳:言葉に関わる仕事をしたいと思い、糸井重里さんの影響でコピーライターを目指す。宣伝会議のコピーライター養成講座を3回連続で受ける。

27歳:お世話になっていた講師の方から電通九州を紹介される。面接を受け、見事クリエイティブ職で採用される。

キャッチコピーと経歴からもわかるように、全くの未経験から広告業界へ、しかもクリエイティブ職で入った珍しい方です。
広告業界への就職活動を経験された方であればご存知かと思いますが、大学を一度卒業してしまってからは未経験で入ることが非常に難しい業界です。

米村さんは大学卒業後に地元熊本のバス会社に就職。パーキングエリア内の売店での店長を務めていたものの、毎日同じことの繰り返しで生きてる心地がしなかったそう。
夜のゴミ出しの際に「こんな日々がずっと続くのか…」と星空を見上げた日々も。

悩んでいるときにふと目にとまったのが雑誌『BRUTUS』の「糸井重里特集」。
糸井さんといえば子供の頃に遊んでいたゲーム『mother2』の制作者のイメージだったそうですが、そこからコピーライターという職業を知ります。

幼い頃から詩が好きだったという米村さん。言葉に関わる仕事をやりたい、もの書きにはなれないけどコピーライターならなれるかもしれない。
そう思って宣伝会議の「コピーライター養成講座」に毎週末、熊本から福岡まで通います。

一回の講座を受けるのに20万円近くかかるのですが、通っているうちにコピーの面白さにのめりこみ、講師の方々との接点を途切らせたくない想いもあり、3期連続で受講します。
講座を受け終わってからは募集のあるなしに関わらず、入りたい広告代理店や制作プロダクションに履歴書と今までの作品を送るものの、どこからも反応はなし。

講座終了から1年経ったある日、お世話になった講師の方から1本の電話がかかります。
「今からスーツ着て電通九州に来なさい」

すぐに熊本から福岡の電通ビルに向かうと、そこでは採用面接が行われていました。
そして講師の方からのご紹介もあり、なんと採用が決定。
バス会社で5年ほど働きながらコピーライターを目指し続け、ついに念願の広告業界に入ったのです。

(後半に続きます)