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【私の働き方】27歳、未経験からのコピーライター(後半)

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(前半からの続き)

採用が決まった瞬間、「未経験の自分が本当に電通九州でやっていけるのか…?!」と不安になりました。
ですが、新しい業界に飛び込む不安よりも、今勤めている会社に居続けること、同じ日々が続くことの方が怖い。そこで思い切ってやりたいことに挑戦することに。

「27歳で転職に成功しましたが、もしそこで採用されていなかったらどうしていくつもりでしたか?」との質問にはしばらく考えて、
「自分の中で30歳ぐらいまでにというラインはあったんです。それまでは迷っていてもいいんじゃないかなと考えていました」

前例のほとんどない転職を成し遂げた米村さん。なりたい人の大勢いるコピーライターという職種に、年齢的にも若くなく、経験もない状態で勝負するには「根性」しかなかったと言います。
募集していない会社に履歴書を送り続け、広告系のイベントには必ず顔を出して名前を覚えてもらう。そんな努力が結びついた結果でした。

実際に業界に入ってみて、イメージと違うことも多かったようです。徹夜が続く体力的なきつさ、締め切りのプレッシャー、否定されることの辛さ。「3回『死にたい』と思っているうちに1回仕事で嬉しいことがある(笑)」と語っていたぐらい凹むことが多いそう。
それでも辞めようと思ったことはないからやっぱり自分はコピーが好きなんだな、と実感しているとのこと。

イベント終了後、帰る方向が同じ米村さんと一緒に歩いていると、次のようなことをポツリと言ってくれました。
「講座を受けていても、実際に未経験から広告業界に転職できる人は少ない。さらに、転職できた人でもそのほとんどは化粧品の通販会社に入社してコピー制作に関わる人たち。純粋に講座を受ける人が憧れるような、大きな広告代理店に入れる人はごく稀。だから僕の存在は広告業界目指す人たちの希望になるんじゃないかな。
それに、才能あって面白いこと考えているのに、業界に入れずにくすぶっている人も大勢いる。そんな人たちの分も自分は背負ってると思って頑張らないといけない」